にいがた防災産業展2025に参加しました(2025.9.6~9.7)
- recnagaokaut
- 10月22日
- 読了時間: 2分
更新日:10月23日
2025年9月6日(土)〜7日(日)に開催されました「にいがた防災産業展」において、修士2年の鈴木、アンドレア、修士1年の佐谷、武田、学部4年の黒田がブース展示に参加しました。
展示題目1
「多孔質吸着材料による吸着貯蔵技術」
展示題目2
「大量に気体を貯蔵可能な多孔質成形体の開発」
「にいがた防災産業展」に東京電力ホールディングス様、株式会社大原鉄工所様と共同出展し、私たちの研究内容をポスター展示と実物サンプルを通じて紹介いたしました。会場には幅広い世代の方々が訪れ、防災への関心の高さを肌で感じることができました。
大学研究の結果を一般の方々にどのように伝えるかという点に非常に苦労しました。学会発表のようなポスターでは一般の方には伝わりにくく、また簡潔にしすぎると箇条書きのようになり、背景、目的、結果のつながりが伝わりにくくなってしまうため、その均衡を取ることに大変苦戦しました。また、実物サンプルを展示する際も、試行錯誤を重ねる必要がありました。
当日も来場者の方々から多くのご質問をいただきました。「水素は貯蔵できるのか、貯蔵したらどの程度か」「経済性の課題はないのか、実際の利用方法はどう考えているか」という質問をいただき、考えながら説明を行い、研究成果を伝えることの難しさを痛感しました。しかし同時に、この難しさこそが大変貴重な経験であり、今後の研究活動に必ず活かせると思います。
また、他の参加企業や団体の展示を参考にすることで、自分たちの研究紹介のあり方を見直す良い機会となりました。いただいたご意見を参考にしながら、より伝わりやすい形で大学研究の成果を発信できるよう、これからも工夫を重ねてまいります。
この度は貴重な機会を与えてくださった東京電力ホールディングス様、株式会社大原鉄工所様、先生方、並びに本学関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
(文責:M2鈴木)




